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保育園選びに失敗したパパママが考えるダメな園の特徴!

子どもが一日の多くの時間を過ごす保育園。

大切な子どもを預ける場所なので、できれば失敗したくない!というのが本音ですよね。

 

インターネットで情報を調べたり保育園に見学に行ったり、実際にその園に通っている人に口コミを聞いたりと、いろいろ情報を集めている人も多いと思います。

しかし、これだけ調べたのに「保育園選びに失敗した!」と思う人がいるのも事実。

 

そこで今回は、保育園選びに失敗したパパママが「この園はダメ!」と感じている保育園の特徴についてご紹介します。

保育園選びの参考にしてみてくださいね。

 

 

保育園選びを失敗した人が後悔していること

保育園選びに失敗したと感じている人は、どのようなことに「この園は失敗だったな……」と思っているのでしょうか。

 

後悔するポイントは人それぞれですが、

  • 保育園までの距離が遠すぎた
  • イベントが多すぎる
  • 子どもの様子がわかりにくい
  • 先生と保護者のコミュニケーションが少ない
  • 園独自のルールが多い
  • 教育に力を入れすぎている
  • 教育に力を入れていない
  • 清掃が行き届いていない

などが挙げられます。

 

これはあくまで一例。

見学に行ったときにはわからなかったことも、実際に入園してから「説明会でこんなこと言ってたっけ?」と後悔することもあるようです

 

保育園選びを失敗したと感じるダメな園の特徴

入れて大正解!という保育園がある一方、「失敗した、ダメな園だった」と思ってしまう保育園があるのも事実です。

 

ここでは、保育園選びに失敗したと感じるダメな園の特徴について見ていきましょう。

 

先生の人手不足

保育園では保育士の配置基準が設けられています。

 

「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」を見ると、

保育士の数は、乳児おおむね三人につき一人以上、満一歳以上満三歳に満たない幼児おおむね六人につき一人以上、満三歳以上満四歳に満たない幼児おおむね二十人につき一人以上、満四歳以上の幼児おおむね三十人につき一人以上とする。ただし、保育所一につき二人を下ることはできない。

※引用:児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第33条第2項

とあります。

 

つまり、

  • 0歳児:園児3人に保育士1人
  • 1~2歳児:園児6人に保育士1人
  • 3歳児:園児20人に保育士1人
  • 4~5歳児:園児30人に保育士1人

と決まっています。

 

ほとんどの園ではこの基準を満たしていますが、基準通りの保育士の人数ではどうしても人手不足になってしまいます。

 

保育士が不足するということは、目が行き届かないところが必ず出てきてしまい、保育に不満を感じてしまうかもしれません。

 

先生の入れ替わりが激しい

先生の入れ替わりが激しい園も要注意です。

 

入れ替わりが激しいということは、園の経営方針や人間関係に何かしら問題があるのでは?と推測されます。

 

  • 1年の間に何人も先生がやめていく
  • 担任の先生が変わることが常習化している
  • 若い先生が長続きしない

 

入園前にこういった情報はなかなか見えてきませんが、可能であればすでに通っている人に先生について聞いてみるといいかもしれませんね。

 

先生たちの教育が行き届いていない

先生の教育が行き届いていないケースも、残念ながらあるのです。

先生たちは、園の方針に沿って保育・教育をするのが理想ですが、先生によって言っていることが違い、戸惑ってしまう保護者もいるとか。

 

また、叱り方やほめ方など、子どもへの対応を見ていて「ちょっとおかしい」と感じるケースもあるようです。

 

頭ごなしに叱ったり、子どもによって対応を変えたりする様子が少しでも見られたら要注意です!

 

園内の衛生面に問題がある

大切なわが子を毎日通わせる保育園、できれば清潔な空間で過ごしてほしいですよね。

保育園では毎日の清掃はもちろん、遊具やおもちゃの消毒など細かいところまで気を配ってくれています。

 

しかし、なかには衛生面に問題がある保育園があるのも事実。

 

毎日子どもたちが過ごす場所なので、あっという間に汚れてしまうのは仕方がありませんが、

  • トイレが臭い・汚い
  • 教室や廊下の隅に大量のごみが溜まっている
  • おもちゃがほこりまみれ

など、汚れが気になる場所が多い園は要注意

 

見学時にチェックしてみると、衛生面にこだわっているかがわかるはずですよ。

 

給食を軽視している

給食は子どもたちの健康を維持する重要な保育の一つ。

そんな給食を軽視している保育園も、ダメな園の特徴です。

 

  • 味が濃すぎる・薄すぎる
  • 栄養バランスが悪い
  • おかずの数が少なすぎる

などをチェックしてみてください。

 

給食にこだわっている保育園は、説明会などで給食のサンプルを提示していることが多いですよ。

 

外遊びやお散歩の時間がほとんどない

子どもにとって体を動かすこともとても大事な要素です。

入園してみて、外遊びやお散歩の時間がほとんどなかったと判明するケースもあるようですね。

 

外遊びやお散歩をする代わりに、室内でテレビを見せるという保育園もあるとか!

たまにテレビを観る時間があるのは問題ありませんが、毎日必ず1時間はテレビの時間があるというケースは、少々問題ありかもしれません。

保育園選びに失敗しないために見学は必須!

保育園選びに失敗しないためには、入園前の見学は必ずしておくことをおすすめします。

どのようなことを見ればいいのか、チェックポイントや先生に確認しておくと安心なことをまとめました!

 

どんな保育園がいいのか見学前にまとめておく

園によって教育方針はもちろん、園児の雰囲気も異なります。

規模が違えば過ごし方も変わってきます。

 

まずは、どのような保育園に通わせたいか、ざっくりで良いのでまとめておきましょう。

 

  • 保育園の規模
  • 教育重視か、遊び重視か
  • 制服の有無
  • 園庭の広さ

 

のびのびとした保育を求めるなら遊び重視の小規模、いろいろなことに挑戦させたいなら教育重視でたくさんのカリキュラムがある園を選ぶなど、方向性をまとめておくのがおすすめです。

 

保育園の先生たちの話しやすさや雰囲気を見る

子どもが1日の大半を過ごす保育園ですから、先生方の対応や雰囲気もしっかり見ておきたいところ。

 

  • 話しやすさ
  • 保護者への対応
  • 先生同士のコミュニケーション

 

子どものことで相談したいというとき、話しやすい雰囲気をつくってくれるかという点は重要です。

 

また、保護者や子ども、先生同士の対応に隔たりがなく、誰に対しても同じトーンで接しているかどうかという点もチェックしてみてくださいね。

 

先生と園児の関わり方を見る

先生と園児が、普段どのように接しているかもしっかりチェックしておきましょう。

 

  • 明るくはつらつとしているか
  • すべての子どもに対して同じ対応をしているか
  • 正しく叱ってくれているか

 

先生も子どもも楽しそうに過ごせている様子が見受けられれば、安心して預けられるはずですよ。

 

園児の遊ぶ様子を見る

園児が遊んでいる様子もチェックしてみましょう。

 

  • どのようなおもちゃで遊んでいるか
  • 十分な数のおもちゃがあるか

 

子どもの人数に対しておもちゃの数が少なすぎるのは、ちょっと問題ありかもしれません。

 

また、季節によって遊び方が変わるため、いつでも見学OKな保育園の場合は、シーズン毎に足を運ぶのもおすすめですよ。

 

わが子の様子をどのように教えてもらえるのか確認

保育園にいるときのわが子は、どのような様子なのか知っておきたいですよね!

一般的には連絡帳を使って保育園と家庭の様子を共有しますが、園によって共有方法はさまざま。

 

  • どのような方法で園での様子を教えてくれるのか
  • 毎日連絡帳に子どもの様子を記入してくれるのか

 

この二つは、入園前に先生に確認しておくとよいでしょう。

 

給食やおやつの内容

子どもにとって給食やおやつは楽しみの一つ。

どのような給食やおやつが提供されているのか、こちらもチェックしておきましょう。

 

  • 給食やおやつは園で手づくりしているか
  • 味付けの濃さ
  • アレルギー対応
  • おやつの内容

 

完全手づくりにこだわっている保育園もあれば、給食センターのようなところから配給している園もあります。

また、ご飯の提供があるかどうかも聞いておくと安心ですよ。

 

夕方〜お迎えの時間までの過ごし方を確認

共働き世帯だと、延長保育が基本という人もいますよね。

多くの園児が降園した16時頃からお迎えまでの時間、どのように過ごすのかもチェックポイントです。

 

  • どのような遊びをするのか
  • 外遊びはするのか
  • 疲れて寝てしまった場合の対応

などを聞いてみるとよいでしょう。

 

また、延長保育の時間や料金についても確認してくださいね。

 

園内や園庭の状況を見る

園内はもちろん、園庭の様子もチェックしましょう。

 

  • 教室の数や広さ
  • トイレの位置
  • お遊戯室の広さ
  • 園庭の広さ
  • 園庭の遊具の種類

 

広さや位置に加えて、

  • 清潔かどうか
  • 遊具やおもちゃは整備されているか

という衛生面や安全面についてもチェックしてみてくださいね。

 

災害時等の対応を確認

子どもを保育園に預けている間に、地震や火事、不審者の侵入などの災害や事件が起こることも考えられます。

 

もし、日中に災害が起こった場合、どのような対応をするのかもきいておきましょう。

 

  • 避難訓練の有無
  • 避難経路
  • 園内の避難場所
  • 園外の避難場所
  • 保護者への連絡や受け渡しの方法

 

災害時の対応について質問をしてすぐに返答できる保育園は、普段から災害を意識した保育をしてくれている証拠。

ぜひ質問してみてくださいね。

 

保育園の見学で必要なもの

保育園に見学に行く際に必要なものは次の2つ。

  1. スリッパ
  2. 筆記用具

 

スリッパは保育園でも用意されていることが多いですが、長く使うものなので購入しておいて損はありません。

折りたたみタイプだとコンパクトになるので持ち運びやすいですよ。

 

また、質問したことや気付いたことをメモしておけるように、筆記用具を用意しておきましょう。

 

保育園選びに失敗したまとめ

大切な子どもが通う保育園、できれば失敗したくないですよね。

そのためには、入園前に必ず見学をしてくださいね。

 

実際に保育園の見学に行くと、ホームページやうわさなどで聞く評判とは違った一面が見えてくるはずです。

 

教育方針や先生の雰囲気も大切ですが、

  • わが子の雰囲気に合っているか
  • 安心して預けられそうか
  • 毎日楽しく通えそうか

という点も大切です。

 

保育園選びに失敗しないように、気になることは見学時にたくさん質問して、安心して通える園を見つけてくださいね!