今話題の低温調理。
ぱさぱさしがちな鶏むね肉もしっとり仕上がり、ローストビーフも簡単につくれるということから、多くの人から注目されていますよね。
低温調理が注目されると同時に、真空パックも話題になっていることをご存じですか?
これは、低温調理には真空パックが必要だといわれているからなんです。
「本当に低温調理に真空パックが必要なの?」
「ジップロックじゃダメ?」
といった疑問も出てくるかと思います。
そこで今回は、低温調理に真空パックが必要な理由と、真空パックにする方法についてご紹介します。
これから低温調理に挑戦しようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
低温調理で真空パックが必要な理由
低温調理をするのに真空パックは必要ないのでは?と思っている人もいると思います。
その一方で、真空パックをしたほうが良いという意見があるのも事実。
ではなぜ真空パックをしたほうが良いのでしょうか?
ここではその理由について見ていきましょう。
食材全体に熱を通して調理を安全にする
まず一つ目の理由は、均等に加熱し安全に調理できるからです。
低温調理の際は、食材を袋に入れてからお湯に入れますよね。
真空パックにすることで食材をしっかりお湯に浸けられるため、火の通りも均一になるんです。
真空パックにしていないと袋に空気が入り、お湯の表面にぷかぷか浮いてしまいます。
つまり、お湯につかっていない部分には火が通らないというわけです。
お湯につかっていた部分は加熱されているけど、半分は生だった……ということも起こるんですね。
加熱が不十分だと殺菌されず食中毒のリスクが高まるため、しっかりお湯に浸けられる真空パックが必要というわけです。
ムラなく熱が通り味を均一にする
二つ目は、味を均等につけられることです。
真空パックをすると加熱ムラがなくなり、そのおかげで味も均等にしみ込んでくれるんですよ。
加熱ムラがあると、加熱が不十分だったところの味が薄くなったり、反対にしっかり加熱されている部分の味が濃くなりすぎたりすることがあります。
全体的に味を均一にしたいなら、真空パックは必須ですよ!
食材にしっかりと調味料をしみ込ませる
真空パックにすると、空気が抜けるとともに調味液が食材にコーティングされるように密閉されますよね。
全方向から調味料をまとうことで、中まで味がしっかりしみるというわけです。
反対に真空パックにしないと味がしみ込みにくくなるため、何となくボヤっとした味に感じてしまうかもしれません。
低温調理には真空パック機が必要?
低温調理をするために真空パックにしたほうが良いとわかったものの、どうやって真空にすればいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
真空パックというと、専用の機械が必要だと思っている人もいると思います。
たしかに真空パック専用機があれば、簡単に、そして衛生的に空気を抜くことができるのであるに越したことはありませんよね。
調味液をしっかりまとわせたいという場合も、専用機があったほうがよいでしょう。
しかし、低温調理をするだけであれば、真空パック機がなくても真空に近い状態にすることが可能なんですよ。
その方法については次の項目で詳しく解説します!
低温調理の袋はジップロックでも大丈夫?
真空パック機を使わずに真空状態にして低温調理を行う場合、チャック付きの保存袋でも良いのか気になりますよね。
結論からいうと、チャック付き保存袋でも問題ありません!
ここでは、チャック付き保存袋で空気をしっかり抜く方法をご紹介します。
ジップロック内の空気をストローで吸い取る
空気を余すことなく抜きたいなら、ストローを使う方法がおすすめですよ。
やり方はとっても簡単!
- まず、袋に食材を入れたら、ある程度空気を抜いておきます。
- ストローを袋の端に差し込み、チャックをしっかり閉めましょう。
- さらに袋を押して、出せるだけ空気を抜いておくとあとが楽になりますよ。
- これ以上空気を抜けないところまできたら、あとはストローで吸って空気を抜くだけでOKです!
調味料を入れている場合や生の食材を使う場合は、口の中に液が入らないように気を付けてくださいね。
大きめの袋を使い、ストローを奥まで差し込まないようにすることで、調味料を吸い込むのを防げますよ。
空気を抜くためにお湯に浮かせる
お湯や水を使って空気を抜く方法もあります。
これもとっても簡単で、食材を入れた袋の口を閉じずに水にそっと入れます。
そうすると空気が上にあがってくるので、袋を沈めながら空気を抜いていけばOKです。
大きめの袋を使い、ゆっくりと水に沈めるのが上手に空気を抜くポイントです。
チャック付近まで沈めたら、あとは口を閉めるだけで完成!
水が袋の中に入らないように気を付けてくださいね。
ストローと違って調味料を吸い込む心配もありませんし、手早く空気を抜けるのでおすすめですよ。
ただし、完全に空気を抜くのはなかなか難しく、多少の空気が残ることがあります。
最後だけストローを使って、完全に空気を抜くのもおすすめですよ。
低温調理をする真空パックのおすすめは?
低温調理を楽しむために真空パック機を購入しようと思っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、真空パックをするのにおすすめのアイテムをご紹介します。
フードシーラー
フードシーラーは、空気を抜くのと同時に封をしてくれるのが大きな魅力。
面倒な手間も難しい手順もないので、失敗なく真空パックにできますよ。
真空パック機は高級なイメージがありますが、フードシーラーは1万円以下で購入できるものも多く、予算に合わせて選べます。
また、サイズもコンパクトなものが増え、出しっぱなしにしていても場所を取りません。
収納場所も選ばないので、置き場所を心配している人でも安心して使えるはずですよ。
手持ち式真空パック機
もっと手軽に真空パックをしたいという人におすすめなのが、手動で行うポンプタイプの真空パック機です。
片手に収まるくらいのコンパクトなサイズ感なのに、しっかり空気を抜いてくれるのが魅力。
しかもコードレスなので、場所を選ばずにできるというのもうれしいですよね。
また、本体価格もリーズナブルなので、取り入れやすいのではないでしょうか。
ただし、専用の袋を使わないと真空にできないので、袋の指定がないフードシーラーに比べるとランニングコストがかかる可能性があります。
低温調理に真空パックは必要なのかまとめ

お肉をしっとり仕上げてくれる低温調理。
食材を真空パックにしてから低温調理をすることで、加熱ムラがなくなり味も均等に入るため、よりおいしく仕上げられるんですね。
専用の機械があったほうが手間なく簡単ではありますが、ストローを使ったり水に沈めたりして空気を抜くことも可能です。
低温調理をする頻度が増えたり、それ以外にも保存のために真空パックを活用したいという人は、ぜひ真空パック機の購入を検討してみてくださいね。